STEP2

選び方

タイニーハウスの選び方

ライフスタイルに合ったタイニーハウスを選ぼう

タイニーハウスを選ぶということは、生きるうえでの優先順位を付けて行く作業なのかもしれません。「どういう生活を送りたいのか」「何を大切にしたいのか」「同じ場所で暮らし続けるのか」「これから誰と暮らして生きたいのか」。タイニーハウス選びを通じて、今まで漠然としていた、自分自身の価値観が自然と整理されていきます。

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どこで暮らすか暮らす場所から、タイプを選ぶ
どこで暮らすか
法規制の問題から、郊外に設置されることが多いタイニーハウスだが、近年では都心に構えることも可能になってきた。
耐火構造認定のタイニーハウスもあり、都心で暮らす場合には、このタイプを選択する必要がある。旅をしながら暮らしたい人は、ぜひトレーラーハウスを選択したい。
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誰と暮らすか世帯人数から、タイプを選ぶ
誰と暮らすか
意外と広いドームハウス。4人暮らしなら十分な広さを確保できる。またログハウスもファミリー世帯には人気。
単身世帯にお薦めなのは、ユニットハウス。家族が増えた場合にも、ユニットを増やして、居住空間を広げるといったことも可能。
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用途は使用目的から、タイプを選ぶ
用途は
タイニーハウスと一口にいっても、その居住性能は大きく異なる。断熱性能のほか、メインハウスとして使用したい場合には、耐震・耐火、耐風、耐雪など、災害に対する住宅の性能をよく理解して、室内空間の快適性を保ちたい。
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いつまで住むか居住年数から、タイプを選ぶ
いつまで住むか
コンテナハウスに使うコンテナやトレーラーハウスは、需要が多いので比較的売却しやすい。一方ログハウスやドームハウス、ユニットハウスなどは購入後の保証が充実しているため、長く住みたい人にはこちらがオススメ。
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住み替えの予定はあるか引越しの可能性から、タイプを選ぶ
住み替えの予定はあるか
トレーラーハウスは、需要が多いので比較的売却しやすい。住まいを将来手放す予定があるのなら、ユニットハウスの場合には、メーカーが家を買い取ってくれるケースもあるため、購入前に買い取りサービスもぜひチェックしておきたい。

タイニーハウスを手に入れるには

日本でもじわじわと浸透してきているタイニーハウス。実際にどこで購入できるのでしょうか。

  • 1
    DIYで作る
    DIYで作る

    簡易なものであれば、材料をホームセンターで調達して自分で製作することも可能です。設計から自分で行えるので、出来上がったときの達成感はひとしお。30万円から購入できるキットもあって、とにかく安くタイニーハウスで暮らしたいという方はこちらがおすすめ。

  • 2
    メーカーから購入する
    メーカーから購入する

    タイニーハウスで暮らしてみたいけど、一から作る自信はない・・・。そんな方は購入してしまうのが一番。種類も豊富で、実例も多いため安心して暮らせます。アフターメンテナンスも充実していて、困ったときにすぐ相談できるのも大きなメリット。

  • 3
    建築家に相談してみる
    建築家に相談してみる

    オリジナリティーを追求するなら、設計事務所や工務店に相談してみるのも手です。
    造園会社や不動産会社がタイニーハウスをプロデュースしているなんてこともあるようです。作りたいタイニーハウスのイメージがある人は、まずは専門家に相談してみては?土地探しなど、相談に乗ってくれるところもあるようです。

費用を把握しよう

購入候補のタイニーハウスが絞りこめたら、事前におおよその購入費用を算出してみましょう。本体の他に、設備や税金等で購入費用は大きく変わります。

購入費用

イコール

  • 本体
    購入のタイプが固まったら、金額を把握しよう。
    • 構造費用
  • プラス
  • オプション
    水周りや家具、外構などは、別途費用がかかるケースが多い。必要なオプションの金額も把握しておこう。
    • 基礎費用
    • 設備費用
  • プラス
  • 税金・諸費用
    購入時または購入後に必要な費用。
    • 建築確認申請費用
    • 固定資産税
    • 印紙税
  • プラス
  • 土地
    別途、土地購入が必要な場合には、販売店に相談する。
    • 土地費用
  • 必要な経費も含めて、予算内に収まっているか?
  • 必要な広さは確保できているか?
  • 希望の設備(キッチン、お風呂など)の設置はできるか?
  • 室内は快適か?
  • 安全性に問題はないか?
  • 耐久性に問題はないか?
  • 希望の場所に設置が可能か?
  • 施工範囲は明確であるか?
  • 保証期間は十分か?
  • 支払い方法は確認できているか?